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第3回シン・目白を歩こう! 名店編「ルート・デュ・ショコラ 目白店」さん
2025.7.25
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チョコレートという言葉に、まだ“専門店”の響きがなじまなかった時代。
1977年、目白通りに開かれたこの店は、東京におけるショコラティエ文化の扉をそっと開きました。「ルート・ドゥ・ショコラ」──チョコレートの道を意味するその名の通り、創業以来ただ一筋に、チョコレートという素材と向き合い続けてきたお店です。
流行を追うのではなく、量産にも走らない。
一粒に込められるのは、素材への敬意と、手をかけることを惜しまない誠実な姿勢。見た目は静かで、どこか控えめ。けれどひと口で伝わる、時代に流されない“職人の哲学”。
口どけの奥にある深い香りとほのかな余韻は、目白という街の空気とよく似合います。本当にチョコレートが好きな人の記憶に、そっと残り続ける一軒です。
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第2回シン・目白を歩こう! 名店編 「目白 志むら」さん
2025.7.24
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高層ビルも、大型商業施設もない──
けれど、なぜだか人を惹きつけてやまない街、目白。
そんな目白の空気が好きだという貴方に、ぜひ訪れていただきたい和菓子屋さんがあります。その名も、「目白 志むら」。
東京青山高樹町にて昭和14(1939)年創業
戦後まもなく目白に居を移し約80年1階を和菓子の販売、2・3階を甘味喫茶とする店舗スタイルで親しまれています。
名物は、ふんわりやわらかな求肥に、香ばしいきな粉をまとわせた「九十九餅(つくももち)」。
さらに弊社社長の田中が「人に教えたくない、日本一美味しい」と太鼓判を押す赤飯も隠れた逸品です。
そして夏の風物詩──「目白の崖」の名で知られるかき氷は、まるでそびえ立つ氷の壁。
たっぷりの自家製シロップとともに、見た目のインパクトも味も圧巻です。 -
第1回シン・目白を歩こう! 名店編「エーグルドゥース」さん
2025.7.5
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長らくご無沙汰しておりました「目白を歩こう」。
この度、装いも新たに──「シン・目白を歩こう」──として再始動いたします。記念すべき再始動の第1回は「名店編」。
目白でもっとも長い行列ができるパティスリー、エーグルドゥースさんのご紹介をさせていただきます。今回は、店舗を仲介・管理させていただいているご縁に加え、
日頃より親しくさせていただいているオーナーシェフ、寺井則彦さんのご厚意により、
開店前の店舗に特別にお邪魔し、店内の様子を撮影させていただきました。普段はなかなか見ることのできない静かな朝の店内の空気と、
街に愛され続ける名店の魅力を、ぜひご覧ください。